熊本県八代市で新たにサーモンの陸上養殖を始めようと、小学校の跡地で放流式が行われました。将来は年間12トン程度の出荷を目指しています。

八代市に開所したのは、サーモンの陸上養殖を行う施設です。

この事業は、北九州市で新たに設立された会社「躍翔(はやと)」が、2020年に閉校した鏡西部小学校の跡地を借りて取り組むものです。

きょう(12月21日)の放流式では、教室の跡地に設けられた三つのいけすに、サーモンの稚魚50匹が放たれました。

この施設では、サーモンを育てた水でネギなどの野菜も栽培するということです。

今回の稚魚は来年秋ごろまで育てて約3~4トンを出荷し、八代市のふるさと納税の返礼品などにも使われる予定です。

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