鳥取県境港市議会で、20日、現職議員から市の職員へのハラスメント防止について2回目の検討会が行われ、政治倫理条例の改正に向け、話し合いを進めていくことで一致しました。

境港市議会は、10月、境港市役所の職員を対象にハラスメントについての調査を行い、全体の2割にあたる123人が回答。
このうち、33人は「市議会議員からハラスメント行為を受けたと感じたことがある」と答えたほか、40人が「ハラスメント行為を見たことがある」と回答しました。

20日の検討会では、「いかなる場合でもハラスメントをしてはならない」といった文言を加えるなどの政治倫理条例の改正と、新たにハラスメントあたる具体例を記した行動規範の制定が提案され、議会の承認を得ました。

議会改革推進特別委員会 柊康弘 委員長
「倫理条例も改正して、それぞれ議員が意識をきちんと持って、これからハラスメントは絶対に起こさないという認識のもと、行動をとっていく」

境港市議会では、今後、3月の定例議会中の条例改正にむけ、パブリックコメントなどを行う考えです。

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