万博期間中のドライバー不足解消に向けて、「24時間ライドシェア」の実証実験が始まりました。

 記者の前に停車するSUV車。12月20日、24時間運行の実証実験が始まった「ライドシェア」の車です。

 一般ドライバーが自家用車などを使い客を運ぶ「ライドシェア」は、今年5月からタクシー事業者の管理のもと運行が始まり、タクシーが不足する地域や時間帯に限定して行われていましたが、万博期間中のドライバー不足を見据え、大阪府全域で20日から24時間運行する実証実験が行われています。

 タクシー配車アプリから「タクシー」か「ライドシェア」を選択し、運賃は一般のタクシーと同じです。運転していたのは本業がWEBデザイナーの男性です。

 (ドライバー 西島陽介さん)「働ける時間が多くなるというのはすごくありがたい。万博をきっかけに認知をされるようになって、ライドシェアを使いたい、ライドシェアで行きたいと思って利用してもらえると」

 ライドシェアの運行には一般のタクシーと同様にアルコールチェックなどが義務付けられています。

 実証実験は来年1月末までは行われることが決まっていて、大阪市内では最大210台、大阪市以外では地域のタクシーの台数の5%を上限に一般のドライバーが営業するということです。

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