鹿児島銀行と九州経済研究所は来年度の鹿児島県の経済成長率がプラス0.8%と、5年連続プラスの見通しを発表しました。
鹿児島銀行グループの九州経済研究所によりますと、来年度の鹿児島県の実質経済成長率は、個人消費の改善と公共工事が下支えとなり、プラス0.8%で、5年連続プラスとなる見通しを明らかにしました。
一方、今年度の経済成長率は、馬毛島基地整備など公共工事の経済効果はあったものの、資材の高騰で建築コストが上昇し設備投資が見送られたことや、物価高で実質賃金が抑えられ、個人消費が伸び悩んだとして、前回予測を下方修正し、今年度はプラス0.4%にとどまるとの見方を示しました。
(鹿児島銀行 郡山明久頭取)「引き続き賃上げ、最低賃金の引き上げが続く」
鹿児島銀行の郡山頭取は所得環境の改善で個人消費は底堅いと述べ、県内経済はゆるやかに回復しているとの考えを示しました。
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