石川県白山市のスキー場で送電用のケーブルなどが大量に盗まれた窃盗事件で、合わせておよそ830キログラムを盗んだとして、警察はボリビア国籍の男2人を逮捕しました。

記者リポート「ボリビア国籍の男ら2人は、電動ノコギリなどを使ってケーブルを切断して盗んだとみられています」

窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもボリビア国籍で長野県東御市(とうみし)の自称リサイクル業の男(40)と、住居不定の自称アルバイト従業員の男(48)の2人です。

警察や白山市によりますと、2人は5日の午後5時ごろから6日午前1時ごろまでの間に、白山市の白峰アルペン競技場でリフトなどを動かすための送電用ケーブルやブレーカーなどおよそ830キログラム、時価50万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

売却目的と供述 スキー場に不審な軽トラ見つかり犯行が発覚

2人は「金属の転売が目的だった」と話し、容疑を認めているということです。

この競技場では11月1日にもケーブルが大量に盗まれる被害があったため、警察が警戒を続けていたところ、6日にスキー場の周辺で不審な軽トラックを見つけ、2人に職務質問をしたところ、荷台などから盗んだケーブルが見つかりました。

車からは偽造したとみられる車のナンバープレートも見つかっています。

警察では余罪について詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。