大分県内全域で運用されている「おおいた消防指令センター」を巡って、豊後高田市消防本部が「金額の妥当性を精査している」として、システム整備費約2億円を業者に支払っていないことがわかりました。
「おおいた消防司令センター」は大分市の荷揚複合公共施設に設置されていて、2024年10月から県内の119番通報を一括して受け付けています。
センターの新設に伴い、県内の各消防局や消防本部はそれぞれ消防システムなどの整備費を負担しています。このうち、豊後高田市消防本部は市が今年度の当初予算で整備費およそ2億円を盛り込んでいて、すでにシステムを利用していますが、10月末の支払期限が過ぎた現在も未払いの状態が続いています。
未払いの理由について、消防本部は「金額の妥当性を精査している」としていますが、詳しい理由を明らかにしていません。
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