宮城県登米市の体育館に勤務する女性職員が、勤務先の団体の銀行口座からあわせて現金およそ978万円あまりを着服していたことがわかりました。女性は20日付けで懲戒解雇処分となりました。
現金を着服していたのは、登米市の迫体育館に勤務する30代の女性職員です。体育館を運営する団体によりますと、この女性は2019年10月から団体の会計担当で、2021年度から11月までに会計用の銀行口座からあわせて現金978万円あまりを引き出していたということです。女性は団体の調査に対し「旅行や趣味に使った」と話していて、団体は20日付で女性を懲戒解雇処分にしました。
一方、すでに全額が返金されていることなどから被害届は提出しない方針ですが、警察は業務上横領の疑いがあるとして調べを進めています。
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