22日(日)にかけて本州付近では、西に高気圧、東に低気圧といった西高東低の「冬型の気圧配置」が強まる見込みです。そして強烈寒気が南下してきそうで、日本海側では、次第に雪や風が強まり、荒れた天気になるでしょう。北海道や東北を中心に、吹雪で見通しが悪くなるおそれもあります

日本気象協会 tenki.jpによりますと、雪雲は東海地方の岐阜県山間部、甲信地方、関東北部にも、次々に流れ込む見込みです。

特に、岐阜県飛騨地方では22日(日)、長野県北部・群馬県北部では22日(日)と23日(月)は「警報級大雪」になる可能性があります。

さらに寒気が強いので、東北・東海・近畿・四国など太平洋側でも雪雲の流れ込む所があるでしょう。名古屋でも、初雪になるかもしれません。
大雪に備えて、早めの対策が必要です。

冬型の気圧配置は、24日(火)クリスマスイブまで続くでしょう。そのため「冬の嵐」が、長引くおそれもあります。

大雪や吹雪によって、交通機関に影響がでたり、車が立ち往生してしまったりする可能性があります。最新の交通情報に注意してください。

凍結しても熱湯かけないで…水道破裂を防ぐ

冷え込みが強まると水道が凍結してしまうことがあります。日本気象協会 tenki.jpは、下記の時には水道の凍結に特に注意が必要としています。

1つめは、気温がマイナス4℃以下になる時です。

水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない・強い風が吹きやすい場所・むき出しになっていたりすると、気温がマイナス4℃以下まで下がらなくても、水道が凍結しやすくなります。

2つめは、「真冬日(最高気温が0℃未満の日)」が続いた時です。

日中も気温があまり上がらないと、水道管の中では水が冷やされたままなので、凍結しやすくなります。

3つめは、旅行や帰省で家を留守にするなど、長い時間、水道を使わない時です。

事前に、水道管の中から水を抜いておきましょう。屋外でむき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。

もし、水道が凍結してしまった場合は、蛇口などに直接お湯をかけたりするのもは危険で、禁物です。必ずお住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。

次に今後の雪と雨を3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。

大雪と雨のシミュレーション 20日(金)

大雪と雨のシミュレーション 21日(土)

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