能登半島地震で被災した北陸地方の魅力を国内外に発信するため、海外出身在日インフルエンサーが新潟市の酒蔵を見学しました。
新潟市中央区の今代司酒造を訪れた、台湾出身インフルエンサーからみた“日本酒の魅力”とは…?
能登半島地震から1年となるのを前に企画されたこのツアーは、新潟を含む北陸地方の魅力を海外インフルエンサーによって国内外に発信しようと日本政府観光局(JNTO)が主催したもの。
メンバーは新潟県と富山県を2泊3日で巡る予定で、初日の19日は酒蔵見学でした。
昭和の時代に使われていた燗酒専用の自動販売機に興味を示していたのは、台湾出身で日本に在住しているユーチューバー・アランさん。
日本の生活や旅について発信しているユーチューブチャンネルの登録者数は56.5万人で、台湾人視聴者からは「日本情報といえばアランさん」と言われるほどです。
伝統的な酒造りについて学んだあとは、搾りたての日本酒を試飲してその味わいをさっそく動画に収めていました。
「すごくさっぱりした味ですごく飲みやすいです。おいしいです」
「新潟だと米がすごくおいしくて、おいしい米で作ったお酒は、みんなすごく興味があると思います」
台湾でも日本酒は人気のようですが、アランさんは特に“飲み方”にアピールポイントを感じたそうです。
「日本酒は、冷たく飲んでも、温かくして飲んでも、両方でもすごくおいしくて良いです。あと、飲みやすいのもすごく特徴だと思います」
【今代司酒造 経営企画部 中島恵美子シニアマネージャー】
「日本酒に興味を持ってもらうのはもちろんですが、それをきっかけにして日本や新潟にも興味をもっていただいて、是非遊びにきてもらうところまでいけたら…」
アランさんたちは、20日には十日町市の清津峡渓谷トンネルなどを訪れ、さらに北陸の魅力を堪能する予定です。
【アランさん】
「ぜひぜひ、みんな北陸へ、食べに飲みに来てください、すごくおいしいですよ!おいしいですよ~!!」
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