漁船帰港せず、１人死亡　青森、船長不明で捜索

　１９日午後８時ごろ、青森県大間町の大間漁協から青森海上保安部に、２人乗り組みの漁船が帰港しないとの連絡があった。最後に位置が確認された同町沖合を捜索したところ、午後９時１０分ごろ、海上で同町の須藤愛教さん（５５）が意識がない状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。同町の船長藤枝亮一さん（７０）の行方が分かっておらず捜索を続けている。 　海保によると、漁船は「第２８光明丸」（４・９トン）で、太平洋沖でのマグロ漁を終え、戻るところだった。午後６時半ごろに位置が確認されたのを最後に連絡が途絶えたという。午後１１時２０分ごろ、この漁船とみられる転覆船が見つかった。

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