静岡、愛知、東京で相次いだ自転車の窃盗や盗品流通などを捜査していた静岡県警の合同捜査班は、12月19日、計211件の窃盗事件などを検挙し、捜査が終了した発表しました。

2024年6月25日から8月7日にかけて逮捕されたのは、中国国籍で埼玉県川口市の自称金属買取業の男(36)、中国国籍で東京都墨田区の古物商の男(35)、ベトナム国籍で埼玉県東松山市の会社役員の男(35)、ベトナム国籍で埼玉県東松山市の会社員の男(33)、ベトナム国籍で埼玉県坂戸市の専門学生の男(22)の5人です。

警察によりますと、一連の事件は2023年3月から2024年6月下旬までの間、静岡、愛知、東京の3都県で自転車が窃盗され、その自転車が流通する被害が相次いでいたものです。

警察によりますと、盗品はスポーツバイクなどの自転車など約240点で、被害総額は約1300万円にのぼるとみられていて、盗まれた自転車の一部はカンボジアなどに輸出されていたことが分かっています。

警察の調べに対し、窃盗の容疑で逮捕された中国人国籍の男ら2人は容疑を認めていて、盗品等有償譲受けで逮捕されたベトナム人らは容疑を一部否認しているということです。

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