今年のはじめ全国で話題となったのは、大谷翔平選手から全国の学校に贈られたグローブです。

今はどのように使われているのでしょうか?
その後を調べました。

去年12月から今年初めにかけ、3個のセットで全国およそ2万の小学校などに届いた大谷グローブ。

山梨県甲斐市にある竜王南小学校も大谷グローブが届いた学校の1つです。

「大谷グローブを借りにきました」

休み時間、職員室には子どもたちが。

「仲良く遊んでください」

職員室で管理し、休み時間にやわらかいゴム製のボールと一緒に貸し出しています。

ーよく休み時間にグローブ使う?
3年生:
「はい!」

ーどうして?
3年生:
「楽しいからです。すごく使いやすいです」

3年生:
「他の人がやっていて楽しそうだった。キャッチボールはボールをキャッチして相手に渡すのが楽しい」

このグローブ今年1月に届き、届いた直後の3月までは体育の授業など全ての学年で活用していました。

しかし4月の新学期に入ってからは存在が忘れられがちに…

そうした中、今年10月…

「グローブ使ってもいいですか?」

子どもたち自ら使いたいと申し出がありました。

竜王南小学校 本田司校長:
「50-50(50本塁打50盗塁)達成など大谷選手の活躍もあったと思いますが、子どもたちが使いたいということで、大谷選手の想いからすると子どもたちがグローブを使って野球に親しむことだと思いますので、休み時間に自由に使えるようにしている」

今ではキャッチボールが休み時間の遊びの定番の1つに。

野球のスポーツ少年団などに入っている児童以外も使っています。

ー野球は好きですか?
児童:
「ちょっと好きです」

ー大谷選手は?
児童:
「好きです!」
「ホームラン打てるところが好き」

児童:
「大谷選手、グローブありがとう!」

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