19日から政府によるガソリンの補助金が縮小されます。これに伴い、店によっては5円程度のガソリン価格の値上げが見込まれ、年末年始に向けて家計を直撃しそうです。

(糸永記者)「大分市内のガソリンスタンドでは19日からの値上げを前に給油しようとする人で混雑しています」

資源エネルギー庁によりますと、16日時点の大分県内のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり180.6円で、前の週より0.4円値上がりしました。

県内のガソリン価格は、政府の補助金で180円程度に抑えられてきましたが、19日から補助金が5円縮小され、価格の上昇が見込まれます。大分市の給油所でも5円程度の値上げを予定していて、駆け込みで給油する利用者が絶えず、道路上に車の列ができるほどの混雑をみせていました。

(客)「やっぱり痛いですね。ちょっとでも安く入れられる時に入れておいた方がいいと思って」「すべての物が値上がりしているのでかなり家計に響きますね。何かを辛抱しないといけない」「最悪です。年末年始楽しみたいのにお金がないってなる」

政府の補助金は1月16日からさらに5円縮小される見込みで、物価高が続く中、家計への負担が重くなりそうです。

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