身延町で竹の炭を製造・販売している身延竹炭企業組合では、年末のこの時期は正月に欠かせない門松づくりを行っています。
今年は高さ70cmから2mのものまで約140組の注文があり、出荷に向けて平均年齢73歳の組合員5人が1つ1つ丁寧に作っています。
材料は地元のものにこだわり、竹や松、梅の木は町内で調達していて、ワラは門松のためだけに組合員が栽培しています。
しかし、今年は異常気象で門松作りに「難点」があったといいます。
身延竹炭企業組合 小笠原正英理事:
「こういう状態。実がついていない。みんなこうやって落ちちゃっている」
門松に欠かせない「南天」が夏の暑さの影響で実が落ちてしまい、不作だったといいます。
組合ではなるべく見栄えが良いものを選んで対応しているということです。
小笠原理事:
「1年いい年であるように、我々は心を込めて作っているので、そういうつもりで飾ってもらえれば」
門松づくりは今週末まで続き、その後注文のあった家庭や企業に届けられます。
なお、こちらの組合では門松の注文はすでに締め切られているということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。