天皇、皇后両陛下は17日、石川県輪島市を訪れ、能登地方で9月に起きた豪雨災害で被災した人々を見舞われた。51人が避難生活を送る市立輪島中で、一人一人に声をかけ「お体に気をつけて頑張ってください」と励ました。側近によると、両陛下は能登半島地震からの復旧を進める中で豪雨による二重被災となったことに心を痛め、被災者を案じていた。  両陛下はこの日、羽田空港から特別機で輪島市に入った。能登空港で馳浩知事から被災状況の説明を受けた後、マイクロバスに乗り、川の氾濫で犠牲者が出た同市久手川町へ向かった。

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