女子サッカーなでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCに所属するブラジル人選手2人が、監督らから性的な発言やパワハラを受けたと訴えている問題で、16日、クラブ側が、「ハラスメントに相当する事実は認められなかった」との見解を、
ホームページで明らかにしました。

これはクラブが委任した弁護士による調査報告書が11月25日付で提出されたのを受け、発表されたものです。

それによりますと、選手が訴えているパワハラやセクハラなどについて、「不適切な点はなかった」とする報告書の内容を支持するとの表現で、ハラスメント行為はなかったとの見解を示しました。

また調査報告書がリーグに提出され、今後、手続きが進むと見られるため、報告書の詳しい内容は公表しないとしています。

なお、通訳帯同の契約が十分果たされなかったことについては、クラブが従来から「不適切な点があった」と認めているため、今回の報告書の対象外となっています。

選手側の代理人弁護士はクラブ側の見解について「受け入れられない内容で、リーグの調査に協力する」と、しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。