ダンスグループ『チビユニティ』が高校とタッグ　ダンス教育を通じて“世界で勝負できる”人材育成へ

新潟市を拠点に活動するダンスグループで、海外の人気オーディション番組で好成績を収めているChibi Unity（チビユニティ）が地元の私立高校と12月13日、パートナーシップ協定を結び、世界をめざすプロダンサーを育成する取り組みを始めることになりました。

通信制高校の開志学園高校（新潟市中央区）は、オンライン学習で高校卒業をめざすオンラインコースの中に、プロダンサー専攻を設置し、週に3日、『チビユニティ』のトップダンサーが専属で強化レッスンを行うということです。

『チビユニティ』は2023年、人気オーディション番組『アメリカズ・ゴッド・タレント』に出演し、ファイナルステージまで進出するなど世界各地で活躍しています。開志学園高校によりますと、新潟県内の高校がこうしたパートナーシップ協定を締結し、プロダンサーの育成に取り組むのは初めてです。

協定式には『チビユニティ』の国友慎之助代表や、プロダンサー専攻の指導を担当する宮下茉菜さん、また開志学園高校の藤本洋則学校長らが出席しました。『チビユニティ』の国友代表は「日本のこれからは若い世代にかかっている。ダンス教育を通じて、本当の意味で世界で勝負できる子どもたちを育成して、自信をもって送り出したい」と新たな試みに期待を寄せていました。