2020年7月の豪雨災害で亡くなった住民の遺族が、熊本県と人吉市に損害賠償を求める裁判を起こしました。この豪雨災害を巡る裁判は初めてです。※2024年12月16日放送

裁判を起こしたのは、2020年7月の豪雨当時、熊本県人吉市に住んでいて亡くなった住民の遺族です。

訴状などによりますと、豪雨災害を巡って県は球磨川の支流・山田川で適切な堤防整備を行わず、人吉市は浸水被害や避難情報の伝達に不備があったとしていて、県と人吉市にあわせて約3000万円の損害賠償を求めています。

豪雨災害の遺族が県や人吉市を訴えるのは初めてで、遺族側の弁護士は、「来年7月の時効までに他にも原告を募りたい」としています。

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