山梨県昭和町のシンボル、源氏ホタルを復活させようと、町内の小中学校でホタルの幼虫を育てる取り組みが始まりました。

押原中学校では贈呈式が行われ、昭和町の塩澤浩町長から飼育を担当する自然科学部の生徒に長さ5ミリ程の幼虫が手渡されました。

生徒らは早速、餌のカワニナとともに水槽に入れ飼育を始めました。

源氏ホタルはかつて町に多く生息し町のシンボルでしたが、地方病の日本住血吸虫症予防対策や河川の改修などによって絶滅してしまい、復活に向けた取り組みが続いています。

押原中学校 自然科学部 小林優奈部長:
「私たちの校章でもあるホタルを自分たちの手で復活させたい」

ホタルの幼虫は来年春に町内の公園や学校で放流が行われます。

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