石川県内の10月の有効求人倍率は、1・59倍と前の月から上昇した一方、奥能登地域では地震と豪雨の影響を受け、6か月ぶりに前の月を下回りました。

石川労働局によりますと、職を求める人1人に対し何件の求人があるかを示す10月の有効求人倍率は、前の月から0・06ポイント上昇し1・59倍となり、全国で3番目に高い水準となっています。

地域別でみると、金沢では前の月から0・05ポイント上昇し1・68倍に、また能登では七尾で0・11ポイント上昇し、1・33倍となりました。

有効求人倍率は、石川県内に6つあるすべてのハローワークで1倍を上回る売り手市場が続いているものの、輪島では前の月の1・06倍から1倍ちょうどに下がり、唯一の減少となりました。

奥能登では9月の豪雨により事業の縮小を余儀なくされた企業もあり、石川労働局は、「地震や豪雨の影響で一部地域に弱さが見られる」との見方を示しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。