納入業者に協賛金を提供させたり、開店準備作業のため従業員を派遣させたりしたのは独禁法違反(優越的地位の乱用)に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は13日、北海道で食品スーパー「DZマート」を展開するダイゼン(本社・北海道鷹栖町)に警告を出した。  公取委によると、同社は2022年6月~今年11月、取引する約50社に対し、セールの際に協賛金名目で1社当たり数万~数十万円を提供させたほか、新規や改装オープンした店の商品陳列業務などを手伝わせるため、従業員を派遣させた。  ダイゼンは取材に「今後このようなことがないよう是正、対応する」とコメントした。

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