14日(土)と15日(日)は強い寒気が西日本まで南下する見込みです。北海道の日本海側から北陸は山沿いを中心に大雪のおそれがあります。72時間降雪量が100センチ前後と予想されている所もみられ、西日本でも雪が降り積雪となる所がある見込みです。クリスマスにかけても寒気が流れ込みやすく冬の天気分布が続きそうです。
日本気象協会 tenki.jpによりますと、14日(土)から15日(日)は冬型の気圧配置で強い寒気が流れ込む見込みです。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の平地に雪を降らせる目安の寒気が西日本まで南下する予想です。
北海道の日本海側から北陸は断続的に雪が降り、山沿いを中心に大雪となる見込みです。東北から北陸の山沿いでは72時間降雪量が100センチ前後と予想されている所があります。
近畿北部から山陰でも山沿いを中心に雪が降り、積雪となる見込みです。平地でも積雪となる可能性があります。車は冬用タイヤやタイヤチェーンの装着など冬の装備を早めにしてください。
九州北部でも山地を中心に雪が降り、積もる所がありそうです。近畿中部・南部、四国にも雪雲の流れ込む所がある見込みです。
16日(月)以降も冬型の気圧配置が続き、強弱を繰り返しながら寒気が居座るでしょう。北海道や東北の日本海側は断続的に雪が降り、さらに積雪が増える見込みです。
北陸から山陰も雪や雨が降ったりやんだりするでしょう。九州北部も雨が降りやすい見込みです。太平洋側は晴れて、空気が乾燥するでしょう。火の取り扱いにご注意ください。
朝は冷え込みが厳しく、札幌市は最低気温がマイナス5℃以下まで冷え込む日が多いでしょう。青森市も冬日(最低気温0℃未満)の日が多くなりそうです。東京都心や名古屋市も3℃前後と霜が降りるほど冷え込む日が多いでしょう。
日中も冬の寒さが続きます。札幌市は真冬日(最高気温0℃未満)の日が多くなりそうです。東京都心から福岡市でも最高気温は12℃前後と冬本番の寒さが続くでしょう。
21日(土)以降も冬の天気分布が続くでしょう。北海道と東北の日本海側は断続的に雪が降りそうです。北陸から山陰は雪や雨が降ったりやんだりするでしょう。太平洋側は晴れる日が多い見込みです。
朝の冷え込みは厳しく、日中も年の瀬らしい寒さが続くでしょう。クリスマスのお出かけも万全な寒さ対策をなさってください。
除雪・防寒グッズの用意は早めに
日本気象協会 tenki.jpによりますと積雪が予想される場合には、以下のような除雪・防寒グッズを早めに用意しましょう。
①除雪用具の確認…
融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。
②防寒グッズの確認…
電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。
③停電時に備えて…
停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。
④生活用水をためておく
低温で水道が凍結するおそれもあります。水道の凍結対策や飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておきましょう。
グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認し、積雪に備えるようにしてください。
凍結してもお湯かけない…水道破裂を防ぐ
冷え込みが強まると水道が凍結してしまうことがあります。日本気象協会 tenki.jpは、下記の時には水道の凍結に特に注意が必要としています。
1つめは、気温がマイナス4℃以下になる時です。
水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない・強い風が吹きやすい場所・むき出しになっていたりすると、気温がマイナス4℃以下まで下がらなくても、水道が凍結しやすくなります。
2つめは、「真冬日(最高気温が0℃未満の日)」が続いた時です。
日中も気温があまり上がらないと、水道管の中では水が冷やされたままなので、凍結しやすくなります。
3つめは、旅行や帰省で家を留守にするなど、長い時間、水道を使わない時です。
事前に、水道管の中から水を抜いておきましょう。屋外でむき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。
もし、水道が凍結してしまった場合は、蛇口などに直接お湯をかけたりするのもは危険で、禁物です。必ずお住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。
次に今後の雪と雨を3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。
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