青森県弘前市の高校で、情報通信技術に関する特別授業が行われ、生徒たちは“3D弘前ねぷた”を体験しながら、伝統文化をデジタル保存することの大切さを学びました。
弘前学院聖愛高校で12日に行われた特別授業には、1年生150人が参加しました。
授業では、NTT東日本グループのNTTーMEで伝統文化のデジタルアーカイブ化に取り組んでいる羽田渉さんが、3D弘前ねぷたの制作の過程を紹介しました。
NTTでは2023年は「青森ねぶた」、2024年は「弘前ねぷた」の3Dモデル化を行っています。
紹介した羽田さんは、デジタル化の意義について、山車などは物理的に保存することができないものの、デジタル化することで次の世代への伝承に生かすことができることを説明していました。
男子生徒
「きれいで間近にあると錯覚しました」
女子生徒
「すごく細かい所まで表現されているので、本物を見なくても分かりやすいと思った」
生徒たちは、タブレット端末に映し出された3D弘前ねぷたの画像を操作し、鮮明な画像で細かな部分まで再現された様子を見て、最新のデジタルテクノロジーを体感していました。
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