サッカーJ2大分トリニータは3日、アウェイで甲府に2ー1で勝ち、今シーズン初めての連勝を飾りました。

前節、熊本との九州ダービーを土壇場で制したトリニータ。スコアレスで前半を折り返した後半14分、試合が動きます。コーナーキックのこぼれ球に反応した長沢が左足でシュート。長沢の今シーズン5点目のゴールで先制に成功します。

しかし29分、ペナルティエリアまで持ち込まれたトリニータは、アダイウトンに技ありのシュートを決められ、同点に追いつかれます。

勝ち越したいトリニータは後半33分、弓場に代わってUー19日本代表・保田を投入します。するとその3分後、片野坂監督の采配が的中。ペナルティエリア手前で野村のパスを受けた保田が左足でゴール右隅に決め、再びリードを奪います。

(保田堅心選手)「同点でピッチに入ったので自分が結果残してチームを勝たせようと思った。コースが見えたので振り抜けてよかった」

その後は猛攻を受けるも何とか守り抜いたトリニータ。2ー1で甲府を破り、今シーズン初の連勝を飾りました。

(片野坂知宏監督)「出ている選手たちの足を見ること疲労しているかどうか。交代のタイミングは考えていました。ホームでいま勝てていないのでなんとかこの勢いを保って長崎とのバトルオブ九州に勝ってまた喜び合いたい」

トリニータは順位を3つ上げ、暫定9位に浮上しました。次節は6日にホーム戦。去年までトリニータを指揮していた下平監督率いる長崎を迎え撃ちます。

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