その年の世相を表す漢字を選ぶ「今年の漢字」が12日発表され、「金」が選ばれました。では、皆さんにとっての「今年の漢字」は何か、街で聞きました。
今年の漢字は「金」
京都の清水寺で発表された「今年の漢字」。日本漢字検定能力協会が全国から応募し、まとめた結果最も多かった「金」が選ばれました。パリオリンピック・パラリンピックで「金」メダルに沸いたことや、政治と「金」の問題などが理由とされました。
「金」が選ばれたことについて、仙台市内で聞いた街の声は…。
「正直お金はシビアですよね。増税・値上げを上回る賃金の値上げですね手取りを上げてほしいです」
「(政治と金の問題について)許せないですよね、税金からでているので。私はオリンピックくらいしか印象が無くて、裏金問題も気にはなっていたが、自分には関係ないかなくらいにしか思っていなかった」
街の人の受け止めは様々でした。そこで、私が選んだ漢字、教えてください。
皆さんの今年の漢字はナニ?
中村洋輝記者:
「今年の漢字は金に決まりましたが、私が選んだ漢字は『歩』です。新人記者として一歩一歩成長できた1年でした。街の皆さんはどんな漢字を選ぶのでしょうか聞いてみました」
「選挙の『選』です。もっと情報がほしいと思いました。(来年の)参院選も気になっていますし選びたいと思った勝手に選ばれたのではなく選びに行きたい」⇔8「『喜』!私84歳なのだけど(中学の)同期会があった。そうしたら22人集まった。それが私喜び、みんなに会えたから」
高校3年生:
「『学』です。今、受験生で勉強に向かうことが多い。いろいろな人から学ぶことが一年間多かったので、今年の漢字は『学』です。絶対に第一志望合格したいです」
20代大学生:
「『旅』。今年から結構アルバイトで安定した収入を得ることができて、そのお金で自分で東京や山形に自分一人で旅行にいくことができた」
30代女性:
「『子』です。子供が生まれたからです。元気いっぱいで、よく食べて良く寝る子なので、このまますくすく育ってくれたら良いなと思う」
今年の漢字、2位以下はどうなっている?
金は、オリンピックの年に第1位になる傾向もあり、2021年に続き今回が5回目。因みに、2位は「災」元日の能登半島地震など災とともに始まった1年。
3位は「翔」大谷選手の活躍。
4位は「震」こちらも地震、南海トラフ地震臨時情報も発表。
5位は「新」新紙幣が20年ぶりの発行。
6位は「選」衆議院議員選挙や東京都知事選、兵庫県知事選など。
7位は「変」新総理大臣の就任や与野党過半数割れなど変化があった1年。
8位は「暑」過去最多の猛暑
9位は「楽」日本人の活躍が国民を楽しませた。
10位は「米」コメ不足やトランプ氏再選も
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