自転車に乗っていて、ひやりとした経験、ありませんか?もし自分や家族が自転車事故の加害者になってしまったら…。皆さんは、「備え」できていますか?

■自転車衝突で85歳男性死亡 女子高校生「寒くて下を…」

街の人
「自分が自転車を運転しているときに、スマホを歩行者が見ているときが多いので、そのときにめちゃめちゃあたりそうになって危ないかなと思います」

12月8日、東京・三鷹市では、歩道を散歩していた85歳の男性と16歳の女子高校生が乗る自転車がぶつかりました。

女子高校生は軽傷でしたが、男性は頭を強く打ち、その後死亡しました。

女子高校生は任意の調べに対し…

女子高校生(16)
「寒かったので下を向いていたらぶつかった」

便利な自転車ですが、ひとたび事故を起こすと多額の賠償責任を負うことも。

■母親に9500万円賠償命令も 自転車事故加害者になったら

2008年、当時・小学5年生の少年が乗る自転車が、歩行者の女性(当時62)と衝突し、女性が意識不明となった事故では、少年の母親に約9500万円の賠償命令が言い渡されました。

街の人
「自分の不注意でそんなに多額の賠償金かかるのは怖いなと」
「ちょっと普通じゃ払えないですよね」

こうしたケースに備え、自治体も、事故の相手への賠償金をまかなえる“自転車保険”への加入を呼びかけています。

現在、44の都道府県が、条例で加入を義務づけたり、努力義務にしたりしています。しかし、街で聞いてみると…

街の人
「ちょっと入っているか分からないです」
「加入しなきゃなと思いながら、してないです。いくらぐらいなのかとか、どんな内容なのかとか、比べたりした方がいいのかと迷ってるうちに入りそびれてます」

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