長野県野沢温泉村に、富裕層の外国人観光客を主な対象にした高級ホテルの建設が計画されていることがわかりました。

高級ホテルの建設を計画しているのは、東京の不動産投資会社「A.P.アドバイザリー」と「ノースイースト・キャピタルマネジメント」です。


計画している場所は飯山方面から温泉街に向かう県道沿いで、2社は村内に合同会社を設立し、準備を進めています。


「A.P.アドバイザリー」によりますと、ホテルはおよそ4600平方メートルの敷地に、宿泊施設2棟を整備する計画で、2027年の開業を目指しています。

野沢温泉村には2023年、およそ10万人の外国人観光客が訪れていて、「A.P.アドバイザリー」は、海外の観光客の需要に対し供給が追いついていないことから商機があると判断し、ホテル建設を計画したとしています。

村民は:
「それはそれで時代と共に変わっていくんで、しょうがないんじゃないですか。守る一方だけじゃね。外国人は冬多いですからね」

当初は外資系のホテルを委託先として、9階建ての建物を計画していましたが、地元から「4階建て程度の高さで」という要望がありました。

「A.P.アドバイザリー」は、地元の高さについての要望を受け入れる方針で、現在は委託先を見直し、国内を含めた企業を対象にして検討を続けているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。