アメリカ海兵隊は本国での事故を受け、飛行を一時停止していたMV-22オスプレイについて徹底的な機体の点検後、飛行を再開させたと明らかにしました。
宜野湾市によりますと、11日午前10時すぎ普天間基地からオスプレイが離陸するのが確認されたということです。
アメリカ軍から飛行再開についての事前連絡はなかったということです。
運用を一時停止していたアメリカ海兵隊のオスプレイが
飛行を再開したことを受け、
沖縄県の玉城知事は「常識的には考えられない」と述べ、
情報収集をしたうえで今後の対応を検討する考えを示しました。
アメリカ軍のオスプレイをめぐっては、
アメリカ本国での機体の不具合を受け、
海軍、空軍、海兵隊がオスプレイの運用を
一時停止したと伝えられていました。
飛行再開に関するアメリカ軍からの説明はなかったとしています。
早期の飛行再開について
沖縄県の玉城知事は、
「常識的には考えられない。
どのようにしてそのようになったのか丁寧な説明を受けたい」
と述べました。
そのうえで、担当課に対し、
沖縄防衛局に確認するよう指示し、
その報告を受けて今後の対応を検討する考えを示しました。
アメリカ海兵隊は、
RBCの取材に対し、
「航空担当副司令官は、 徹底的な機体点検の後、
MV-22オスプレイの不要不急の飛行再開を指示した」
と明らかにしました。
また、オスプレイの飛行は、
「一定の制限と任務要件の免除を条件に再開が許可された」
としたほか、この措置は、
「今週後半に行われる点検後に再検討される」としています。
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