イチゴの本格的な出荷を前に、大きさや形の基準を確認する目合わせ会が下関市でありました。

下関市のJA山口県菊川町支所で行われた目合わせ会には、市内の生産者ら約30人が集まりました。等級ごとに並べられたのは、酸味が少なく甘みが強いとされる品種「かおり野」です。

生産者らは、本格的な出荷を前に品質を統一するため、実際にイチゴを手に取りながら、大きさや形などの出荷基準を確かめていました。

清末東ファーム・新久保真弓さん:「(パック詰めが)正しくできているかどうかを確認するために毎年来ています。身が引き締まりますね」

組合によると、猛暑の影響で2週間ほど遅れたものの、例年通りの良い出来だということで、去年より多い85トンの出荷を目指します。

山口県農協下関いちご生産出荷組合・国重嘉幸 副組合長:「たくさんのイチゴを皆さんにおいしく食べていただけるように頑張って参りますので、これからもよろしくお願いします」

イチゴは来年6月下旬まで、地元の市場を中心に出荷されるということです。

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