部下の女性に性的暴行を加えた罪に問われた大阪地検の元トップが、起訴内容について一転、無罪を主張することが明らかになりました。

大阪地検の元検事正で弁護士の北川健太郎被告（65）は、2018年9月、大阪市北区の官舎で、酒に酔って抵抗できない状態だった当時の部下の女性検事に対し性的暴行を加えた罪に問われていて、10月の初公判では起訴内容を認めました。

さきほど新たな弁護人が会見を開き、起訴内容を認めたのは「これ以上、事件関係者や検察庁に迷惑をかけたくないという思いからだった」としたうえで「女性側に同意があると思っていた。本当に抵抗できない状態であったかを争う」として、今後の裁判で無罪を主張することを明らかにしました。

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