10日も日本付近は冬型の気圧配置が続きますが、日本海側の雪や雨の降る範囲は限定的の見込みっです。太平洋側は冬晴れですが、空気の乾燥に注意が必要です。この時期らしい寒さとなりますので、暖かくして過ごしてください。

日本気象協会 tenki.jpによりますと、10日は冬型の気圧配置が続きますが、上空の寒気はやや緩むでしょう。

▼北海道は日中は太平洋側を中心に晴れ間の出る所がありそうです。日本海側は雲が多いものの、雪の降る所は少ないでしょう。ただ、夜になると再び雪の降る所がありそうです。

▼東北は太平洋側で晴れ間の出る所がありますが、朝晩は雨や雪の降る所があるでしょう。日本海側は雪や雨が降ったりやんだりしますが、降る範囲は狭いでしょう。

▼北陸は新潟を中心に雨や雪が降ったりやんだりで、その他でも昼頃から雨が降り出し、雷を伴う所がありそうです。

▼関東から九州にかけては太平洋側を中心に冬晴れが続くでしょう。空気の乾燥した状態が続きますので、お肌の保湿や火の元、火の取り扱いにご注意ください。

▼近畿北部や山陰など日本海側は雨や雪の降る所がありそうです。

▼沖縄は朝晩は晴れますが、日中は雲が多いでしょう。

最高気温は平年並み、夜はグッと下がる…

最高気温は、前日の9日と同じかやや高く、全国的に平年並みとなりそうです。

札幌3℃、仙台10℃、東京と大阪14℃、名古屋と福岡は13℃の予想です。この時期らしい寒さとなるため、冬のコートなどで暖かくしてお過ごしください。夜はグッと気温が下がり、東京都心なども10℃を下回ってくるでしょう。マフラーや手袋などでより一層の寒さ対策が必要になりそうです。

寒い時期は注意!ヒートショックを防ぐには

冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。

① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。

暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも効果的です。

② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。

入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。

③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。

手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて立ち上がってください。

④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は避けましょう。

食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。

次に今後の雪と雨を3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。

大雪と雨のシミュレーション 10日(火)

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