ボートレース江戸川(江戸川競艇場)に勤務する職員が違法となる舟券の購入をしていた問題で、警視庁保安課は10日にも、同競艇場の60代の元職員男性や都内の競艇場に勤めていた複数の元職員が在職中に舟券を買ったとして、モーターボート競走法違反(舟券購入の禁止)の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

◆「ギャンブルが好きで」

 捜査関係者によると、2021年以降の購入総額が千数百万円に上る購入者もいて「ギャンブルが好きでやめられなかった」などと供述しているという。

ボートレース江戸川。元職員の違法な舟券購入が相次いで発覚した

 競艇事業の運営について定める「モーターボート競走法」は、競技の公正・透明性を保つためなどの理由から、職員や選手の舟券購入を禁じている。元職員らは競艇事業を統括する一般財団法人「日本モーターボート競走会」(東京)の支部職員で、江戸川競艇場など都内の競艇場で勤務していた。  書類送検容疑では、2022年4月ごろから24年6月ごろにかけ、いずれも同競艇場などでの業務中にスマートフォンアプリを使ったインターネット投票で、繰り返し舟券を買ったとされる。捜査関係者によると、いずれも違法性の認識があり、容疑を認めているという。

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