Jリーグ参入から16年、悲願のJ1昇格を遂げたファジアーノです。その『全員で勝つ』のスローガン通り、まさに全員で勝ちました。

このプレーオフ決勝で活躍した本山遥選手、そして竹内涼主将、木山隆之監督と中継が繋がっています。

ーみなさん、よろしくお願いします。


(本山遥選手・竹内涼主将・木山隆之監督)
「よろしくお願いします」

ー木山監督、改めまして「チーム結成20年目」での、悲願のJ1初昇格、おめでとうございます。いまのお気持ちはいかがですか?

(木山隆之監督)
「ありがとうございます。もう本当に嬉しいです」

ー何度見ても素晴らしい試合でした。大舞台ということでもちろん緊張感あったと思うんですけど、終始ファジアーノらしい試合運びで仙台を圧倒したと思いますが、試合を振り返って改めていかがですか?

(木山隆之監督)
「もう選手たちは、試合の立ち上がりから『勝つためだけ』に集中して、プレーをやりきってくれたなと思います」

ー本当に見事なルカオ選手の投入。さすがの采配だったなと思います。
そしてキャプテンの竹内選手。今シーズンからファジアーノに加入して、最初のシーズンでのJ1昇格ということですが、今のお気持ちどんなお気持ちですか?

(竹内涼主将)
「本当に皆さんと昇格することができて最高です」

シティライトスタジアムが満員「負ける気はしなかった」

ーあの大舞台、岡山にとっては「勝てばJ1に上がる」という初めての試合でもあったんですけど、いつものホーム戦と違う雰囲気とか空気感ありましたか?

(竹内涼主将)
「やっぱり、このシティライトスタジアムが満員だったときの強さだったり雰囲気の良さをすごく今シーズン感じたので、負ける気はしなかったです」

ー本当に一体となっていましたもんね。今回引き分けでも昇格が決まる試合でしたが、2点目を決めて、改めてこの昇格をグッと引き寄せたのが本山選手だと思います。得点を決めたときのお気持ちはいかがでしたか?

(本山遥選手)
「いや、もうこんな大きな舞台で点が取れるとは思っていなかったので、もう夢を見てるのかなっていうふうに思ってました」

ー本山選手は2年前にプレーオフで『山形に負けた』という悔しい思いをピッチで味わったと思うんですけど、そのときの悔しさというのは、今シーズンはどう繋がっていったんですか?

(本山遥選手)
「そうですね、もう山形に負けたときのスタジアムの雰囲気というか、サポーターの方たちの涙してる姿というのは、もうすごく悲しい出来事だったので」

「あの景色をもう一度自分たちが絶対に笑顔に変えなきゃいけないなっていうふうに思っていたので、そういう形で終われてよかったなっていうふうに思ってます」

ー決勝もそうですし、準決勝も、勝利を手繰り寄せる見事なゴールで本当に昇格の立役者になりました。

ー最後に木山監督、来シーズン岡山初めてのJ1に挑むということになります。来シーズンに向けて一言お願いします。

(木山監督)
「チームでしっかり団結して一丸となって、ファジアーノらしいサッカーでJ1に挑んでいきたいと思います。頑張ります」

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