きょう9日も冷え込み、冬日地点が続出する見込みです。この先も本格的な冬の寒さが続き、13日(金)は関東など太平洋側でも冷たい雨が降りそうです。東京都心では真冬並みの寒さになる見込みです。
8日は全国的に冬本番の寒さになり、最低気温は今季一番低くなった所もありました。全国で最も気温が下がった所は(富士山を除く)北海道十勝地方陸別で、平年より4℃くらい低いマイナス16.5℃でした。関東の平野部では、宇都宮でマイナス0.6℃まで下がり、今季初の最低気温が0℃未満の冬日になりました。
日本気象協会tenki.jpによりますと、きょう9日も寒気が居座り、8日より冬日地点はさらに増える見込みです。北海道は広い範囲で冬日、関東の平野部でも0℃を下回る所がありそうです。名古屋は3℃、東京都心も4℃と霜がおりるほどの寒さになります。通勤・通学の際は厚手のコートにマフラーなど防寒をしっかりと行ってください。
乾燥は和らぐものの、日中の気温は上がらず
最高気温もこの時期としては低い所が多く、日差しの出る太平洋側でも10℃を少し超える程度です。風は幾分おさまりますが、日中も空気がヒンヤリしたままでしょう。暖かくしてお過ごしください。
13日(金)は、晴天が続く太平洋側でも冷たい雨が降るでしょう。関東甲信など標高の高い所では雪が降り、積雪になる所もありそうです。路面状況の変化に、ご注意ください。
空気の乾燥は和らぎますが、日中も気温はほとんど上がりません。最高気温は東京都心でも9℃の予想で、真冬並み。冷たい雨と北よりの風で、より寒く感じられそうです。体調を崩さないよう、お気をつけください。
14日頃から再び強い寒気、日本海側は荒天
14日(土)頃からは冬型の気圧配置が再び強まり、強い寒気が流れ込む見込みです。
15日(日)にかけて北海道や東北、北陸は雪の降る所が多く、北陸の平地でも雪の降る所がありそうです。日本海側を中心に降雪量が多くなるおそれもあります。また、風が強まり、荒れた天気になるでしょう。
太平洋側の標高の高い所でも雪雲の流れ込む所がありますので、路面状況の変化にご注意ください。日差しの届く太平洋側でも、最高気温は10℃から12℃くらい。北よりの風が強めに吹いて、数字よりも寒く感じられるでしょう。寒さ対策をしっかりと行ってください
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
日本気象協会 tenki.jpは、雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次の安心グッズの準備を推奨しています。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備える。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備する。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備する。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
次に今後の雪と雨を3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。
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