おととし鳥インフルエンザが発生した青森県三沢市の養鶏施設で新鶏舎が完成し、飼育できるニワトリは鳥インフルエンザ発生前のおよそ8割にあたる126万羽となりました。
三沢市の養鶏施設「東北ファーム」はおととし12月、施設内で鳥インフルエンザが発生し、飼育していたすべてのニワトリ139万羽が処分されました。
その後、飼育を再開した東北ファームは11月、老朽化で鶏舎を取り壊した跡地に野鳥の侵入を防ぐ設備を強化した新たな鶏舎1棟を建設しました。新たな鶏舎はおよそ9万羽のニワトリを収容することができ、施設全体の飼育数は鳥インフルエンザが発生する前のおよそ8割にあたる126万羽になるということです。
東北ファーム 山本彌一 社長
「これで前よりもっと消費者の好む鶏卵生産をして さらなる地域社会に貢献していきたい」
東北ファームは再来年をめどに鳥インフルエンザが発生する前の150万羽体制に戻すことを目指しています。
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