能登半島地震で被災した「輪島塗」の職人を支援しようと漆器の販売会が静岡市で開かれました。

静岡市葵区の商業施設で開かれたイベントには、能登半島地震で被災した石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」を手掛ける5つの事業者が参加しました。

職人たちは地震でおよそ8割の商品を失いましたが、会場では被災を免れた輪島塗の漆器、およそ300点を展示・販売しています。

「輪島塗」は複数の職人がおよそ120もの工程を経て完成させるということで独特の艶やかさと美しさが特徴です。

<大藤漆器店 大藤清 専務>「輪島塗は輪島で作って輪島塗なので市外に避難している職人たちがいずれは絶対帰ってきてこの輪島塗を復活するということを約束しながらやりたい」

イベントは4月14日までで、売り上げはすべて職人たちの活動資金になるということです。

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