顧問先企業の決算を粉飾し、金融機関から融資金をだまし取ったとして逮捕された経営コンサルタントの男がほかにも複数の企業の経営に関与していたとみられることから、警察は同様の粉飾決算などがなかったか捜査しています。
経営コンサルタントの平井登容疑者（５０）と清掃などを行う大阪市淀川区の会社の元社長・山口博巳容疑者（５９）は２０２１年、売上高を実態より多く計上するなどしたウソの決算報告書を提出し、神戸市の金融機関から約５０００万円の融資金をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
平井容疑者はほかにも複数の企業とコンサルティング契約を結んでいたとみられていて、警察は同じような粉飾決算などが行われていなかったか捜査しています。
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