2026年1月の八十二銀行と長野銀行の合併について、長野銀行をメインバンクとする企業の8割が、自社に「不当な不利益」がないか不安視していることがわかりました。


調査は松本大学松商短期大学部が、6月10日から7月12日にかけて県内企業600社を対象に郵送で行い、313社が回答しました。

八十二銀行と長野銀行の合併が自社に与える影響について聞いたところ、「悪い影響がある」としたのは全体の9.6%でしたが、長野銀行をメインバンクとする企業では36.6%に上りました。

また、融資条件の悪化やサービスの質の低下などの「不当な不利益」の可能性について、長野銀行がメインバンクの企業の80.5%が「とても心配している」または「やや心配している」と回答しました。

調査を行った飯塚徹(いいづか・とおる)教授は、合併後の不安を払拭するための銀行の取り組みに、注目していきたいとしています。

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