2021年、大分市で起きた時速194キロの死亡事故をめぐり危険運転致死罪を認めた一審判決について、遺族が量刑を不服として大分地検に控訴を求める意見書を提出しました。
この裁判で大分地裁は、検察側が主張していた危険運転致死罪の行為のうち「制御困難な高速度」について認め、当時19歳の男に懲役8年を言い渡しました。
判決の量刑を不服として遺族側はきのう、大分地検に控訴を求める意見書を提出しました。意見書では「この程度の刑罰に過ぎないという認識を社会に広めることになる」と訴えています。
遺族側の弁護士
「今回の速度や事故結果からすれば、かなり重い部類ではないかと思っているので、その点に対する量刑の疑問がある。それが一番大きい」
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