静岡県知事選挙の告示まで1週間です。5月2日は投票用紙が県内各地に届けられるなど26日の投開票に向けた準備が急ピッチで進められています。
2日午前、富士市役所に到着したトラック。運んでいたのは、知事選の投票用紙が入った段ボールです。
知事選の投票用紙は、県内全体で約308万枚で市や町の選挙管理委員会に配送されました。
告示まで残り1週間となり準備も大詰めです。
<県政キャップ 坪内明美記者>
「候補者のポスターを掲示する準備も急ピッチで進んでいます」
知事選の候補者のポスターの掲示場は、約7700か所設置される予定です。
静岡市の選挙管理委員会によりますと、掲示場の設置は通常2、3か月かけて準備しますが、今回は1か月ほどしかなく、休みを返上して作業を進めているといいます。
<県政キャップ 坪内明美記者>
「静岡市役所の1階です。すでに知事選の期日前投票所が設置されています」
市や町の選管では、5月10日から始まる期日前投票に向け、投票所の準備を着々と進めています。
異例の短期決戦となり、影響が気になるのは「投票率」です。
県選管は、投票率が低迷する若年層の関心を高めようと、沼津市出身の俳優・磯村勇斗さんを知事選の啓発キャラクターに起用すると発表しました。磯村さんは若年層を中心に幅広い世代に知名度が高く、県内出身者で親近感がわきすいとして起用を決めたということです。
5月26日投開票の静岡県知事選挙をめぐっては、すでに4人が立候補を表明しています。
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