大手繊維メーカーが返済を保証するといううその委任状を使って岡山県の会社から現金約2億円をだまし取ったとして、男3人が逮捕されました。

偽造有印私文書行使と詐欺の疑いで再逮捕されたのは、大手繊維メーカーの元社員で大阪市平野区在住の無職の男(60)、水処理装置の製造・販売会社の元代表取締役で東京都江東区在住の男(74)、水処理装置の販売会社の元代表取締役で、住所不定無職の男(58)の3人です。

警察によりますと、3人は2018年7月、岡山県にある会社から経営資金の融資を名目に現金約2億円をだまし取った疑いが持たれています。

東京都江東区の男(74)は住所不定無職の男(58)と共謀して、大手繊維メーカーが返済を保証するといううその委任状提示して被害者を信用させ、契約に至ったということです。

大手繊維メーカーの元社員の男(60)は、身分を利用してこの犯行に加担し、委任状を偽造した疑いがあり、大手繊維メーカーは既にこの男を2018年11月22日付で懲戒解雇処分としています。

警察は3人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

3人は10月22日に、別の会社からから2018年6月下旬頃に現金2億4千万円をだまし取った疑いなどで既に逮捕されていて、調べを進める中で今回の事件が発覚しました。警察は事件の全容解明を進めています。

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