大型連休の注目スポットです。
きょう2日は、食べて、見て、触れて楽しめる南薩エリアを紹介します。

わら焼きのカツオ。香ばしい香りが広がるのは…。

(レポーター)「カツオの町・枕崎、ご紹介するのは枕崎お魚センターです」

3月にリニューアルオープンした枕崎お魚センターです。

リニューアル後の1か月間で、例年の1.5倍以上の人が訪れているそうです。鮮魚や水産加工品などおよそ250種類が販売されていて、削りたてのかつお節に、ご飯がすすむ「かつおみそ」。お魚センター限定の生利節もあります。

オープン前から行列ができていたのはレストラン。高齢者や小さな子どもも利用しやすいよう、2階から1階に移転しました。

新鮮な地魚の海鮮丼や、カツオのびんた=頭の煮物など、枕崎ならではの料理を楽しめます。

こちらは一番人気の「船人めし」。漁業者が船の上で豪快に食べるごはんを現代風にアレンジした料理で、熱々のだしをかけていただきます。

(レポーター)「カツオの半生と生のところと食感が異なっている。上に乗せたかつお節が出汁にしみて、どんどんカツオのうま味が出てくる」

(福岡から帰省)
「かつおのタタキを食べた。おいしかった、地の魚で料理をされているので」

「枕崎まで足を伸ばすことがなかったので、とてもいい機会だった」

そして、みなさんが次々と手に取っていくのが、生産量日本一のかつお節とかつおの出汁。無料のサービスです。

「枕崎らしくていいなと思った」

「カツオがとってもおいしい、かつお節の味も家で使うのと全然違う」

レストランの目の前にはおよそ50種類を集めた小さな水族館も。地元の海に生息する魚やカラフルな魚たちに子どもたちは夢中になっていました。

(枕崎お魚センター 岩坪洸樹・業務統括)「どなたも楽しんでもらえると思う。自慢のわら焼きタタキもいつもより多めに準備してお待ちしています」

続いては、開園59年目を迎える指宿市の長崎鼻パーキングガーデン。九州最南端の動植物園で、天気が良ければ、開聞岳がきれいに見えます。

亜熱帯の植物や50種類の生き物を間近で見ることができます。

(レポーター)「こちらにはカラフルなインコがたくさんいます」

ここでは、見るだけでなく…触れ合うこともできます。

最初は少し怖かったですが、意外とおとなしく、ひんやりしていて気持ちよかったです。

(来園者)
「かわいい、柔らかい」

Q.なにを触った?
「へび」

(怖かった?)
「うん」

「変わった生き物が見られて楽しい」
「20年ぶりぐらい。自然の中にいるのがいい、育っている環境も見たい」

インコやラットのショーは大型連休最終日の5月6日まで、1日2回行われます。

(長崎鼻パーキングガーデン 吉岡貴一・動物課主任)「動物との距離の近さ、景色を楽しんでもらいたい。どんどん遊びに来てください」

懐かしくて、新しい。地元で親しまれてきた南薩の観光スポットを訪れてみるのはいかがでしょうか。

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