3日夜、岩手県雫石町の国道を横断していた59歳の男性が乗用車にはねられ亡くなりました。県内には「交通死亡事故多発注意報」が発令され、事故の防止が呼びかけられていました。

盛岡西警察署によりますと、3日午後7時20分ごろ、雫石町七ツ森の国道46号を横断していた近くに住む廣瀬茂さん(59)が、左から来た乗用車にはねられました。
廣瀬さんは頭などを強く打ち、意識のない状態で病院に運ばれましたが、外傷性ショックのため亡くなりました。

現場は片側1車線の見通しの良い直線道路で、乗用車は秋田県方面から直進していました。横断歩道の無い場所で、当時は雨が降り路面は濡れていたということです。

警察は乗用車を運転していた50代の男性に話を聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。

岩手県内は11月下旬に交通死亡事故が相次いだことから、県警本部が2日に「交通死亡事故多発注意報」を発令し、4日までの3日間、交通安全の呼びかけや取締りが強化されていました。

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