大阪の税理士が顧問先の会社に約1億2700万円を脱税させたとして告発されました。

 法人税法違反などの疑いで告発されたのは、大阪市阿倍野区に事務所を構える箱谷茂廣税理士(63)です。

 関係者によりますと、箱谷税理士は2019年からの3年間、府内の空調設備会社など顧問先の2社に対し、架空の外注費を支払わせるなどの手口で計約1億2700万円を脱税させたということです。

 大阪国税局は、箱谷税理士とともに空調設備会社など2社の前の社長についても大阪地検に告発しました。箱谷税理士は顧問先の脱税の指南を繰り返し、報酬を得ていたとみられています。

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