食卓から悲鳴のような声が!
ことしの夏は全国各地で記録的な猛暑になった影響などから、野菜の価格が高騰。中でもキャベツが特に高くなっています!!
では実際に、スーパーでの販売価格はどうなっているのか。
名古屋市内の店舗を覗いてみると…。
(60代女性)
「とても高くてびっくり。例年よりも倍以上高いような気がする」
(70代女性)
「なんで、ことしは高いんだろう。冬場は煮込み料理にも使える。安くなって欲しい」
(50代女性)
「あって当たり前みたいなところがあるので、高くなると他に何を考えたらいいのか、彩りに困る」
軒並み、悲鳴にも似た声が出ていましたが、3日の店頭価格は愛知県産が1玉が特別価格で税抜き180円。
一方、こちらの茨城県産は税抜きで1玉298円。
全体としては、例年と比較して1玉あたり50円から100円ほど高くなっています。
(サンエース 商品本部長 宮下裕基さん)
「キャベツが一番高かったのは11月中旬頃。1玉500円以上、700円・800円で販売していたスーパーもあると聞いている」
キャベツの価格は今後どうなる?
店によりますと、夏の猛暑の影響で群馬県や茨城県などのキャベツの産地からの出荷量が減少していることが価格高騰の一因だということです。
愛知県も全国的な産地の一つですが、今後の見通しについて聞いてみると…。
(サンエース 商品本部長 宮下裕基さん)
「例年よりは高くなると思うが、サワーキャベツが出てきているので、キャベツの数は増えている。(価格は)少しずつ、なだらかに下がっていく傾向なのでは」
キャベツの価格高騰は当面続く見通しですが、一方でお値打ちな冬野菜も…。
(サンエース 商品本部長 宮下裕基さん)
「ハクサイがお値打ち。例年よりも2割から3割ほど安くなっている。鍋物として、この時期需要が高いので、少しでも安くと意識しているスーパーも多数」
キャベツだけでなく、全体的に野菜の価格が高騰しているこの冬。
お値打ちな品を賢く見極めてメニューを考える日々が続きそうです。
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