訓練中の事故を巡り、船長ら7人が船員法違反の疑いで書類送検されていたことがわかったホーバークラフトについて、佐藤大分県知事は運航会社に法令を順守するよう要請したことを明らかにしました。

ホーバークラフトを巡っては、訓練中の2件の接触事故を国に報告していなかったほか、航海日誌の記載漏れが判明。11月27日付けで大分海上保安部が船員法違反の疑いで船長ら7人を書類送検しました。

書類送検されたことについて佐藤知事は「大分海上保安部からの報告で認知し、運航会社の大分第一ホーバードライブに確認した」と説明。改めて安全の徹底を要請したということです。

(佐藤知事)「こういったことが重なることで大きな事故につながっていくということがリスク管理上は絶えず言われるので、なにより安全を確保して事業にあたってほしい」

今後、定期運航のスケジュールに影響するかどうかについて佐藤知事は「九州運輸局の判断を見守りたい」と答えました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。