自民党の武井俊輔衆議院議員の乗った事務所の車が、先月、宮崎県日南市の国道で制限速度を大幅に超えて走行していた疑いがあることが分かりました。
武井氏は、2日午後5時から会見を開き、陳謝しました。

こちらは、先月28日の、武井俊輔衆議院議員の「X」の投稿。

(武井氏のXより)
「高速が開通し、自動車が減りかなり快適になりました。最高のドライブルートです」


日南市の国道220号を公設秘書の運転する車で移動している画像をアップしましたが、そこには、制限速度の時速60キロを大幅に超える「91キロ」の表示が。

武井氏は、十数分後に投稿を削除しましたが、画像はSNSで拡散されています。



武井氏は、2日午後5時から、宮崎市で会見を開き、陳謝しました。

(武井俊輔衆議院議員)
「事務所の責任者としても本当に申し訳なく思っております。心よりお詫びを申し上げます」


当時、武井氏の事務所の車は日南市から宮崎市に移動中で、運転していた50代の男性秘書は「スピードを出している感覚はあったが、法定速度を逸脱している認識はなかった」と話しているということです。


また、後部座席に乗っていた武井氏は…

(武井俊輔衆議院議員)
「直前まで作業をずっとしておりまして、その後ぱっと終わって一瞬であげて、一瞬カメラを使って写真を撮ったというふうに理解をしておりますが、本当に全く速度超過に気づかなかったというのはもう全くその通り」

武井氏を巡っては、2021年、当時の秘書が運転する車が自転車に接触する事故を起こした際、無保険だったなどとして自動車損害賠償保障法違反などの疑いで書類送検され、その後、不起訴となっています。

不祥事が相次ぐ中、武井氏は管理不届きだったとして改めて、謝罪の言葉を述べました。

(武井俊輔衆議院議員)
「法令順守も含めて、秘書も含めて徹底をしてきたつもりでございますが、結果としてこのようなことになっていました。足らざるところが当然あったからということでございますので、改めて二度とこういうことがないように、しっかりと取り組んでまいりたいと思います」

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