鹿児島市立病院で30日、鹿児島湾が震源で最大震度7の地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
訓練は医師や看護師が少ない土曜日に鹿児島湾を震源とするマグニチュード7.1で、最大震度7の地震が発生したとの想定で行われ、およそ60人が参加しました。
訓練では地震発生直後の少ない職員数から病院の災害体制を整えるまでの一連の流れを確認しました。今回初めてデジタル技術も活用し、各部署の状況をパソコンやスマートフォンから共有ソフトに入力して、搬送されてくる患者をスムーズに振り分ける動きも行いました。
(鹿児島市立病院 坪内博仁院長)「(訓練での)課題も解決しながら、災害対応を進化させていきたい」
鹿児島市立病院は県の基幹災害拠点病院に指定されていて、災害発生時に迅速に対応出来るよう今後も訓練を重ねていくとしています。
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