29日午前、知人の40代の男性の自宅に侵入したとして宮崎市消防局の男が住居侵入の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、宮崎市消防局北消防署の主任で消防隊の井上貫太 容疑者 32歳です。
警察の調べによりますと、井上容疑者は29日朝、正当な理由がないのに宮崎市内にある集合住宅に住む知人の40代男性の自宅に侵入した疑いが持たれています。
現場の集合住宅には40代男性が家族と一緒に住んでいて、事件は、井上容疑者を見つけた家族が警察や消防に通報したことで発覚しました。
消防によりますと、事件当時、井上容疑者は有給休暇中で、日ごろの勤務態度は良好だったということです。
警察の調べに対し、井上容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察は、住宅に侵入したいきさつや動機について詳しく調べています。
今回の事件を受けて、宮崎市消防局は30日、会見を開き、宮崎市消防局の有水勇一郎 消防局長は、「本来、市民の皆さまの生命、身体、財産を守るべき消防職員が、このような事案を起こしたことについては誠に申し訳なく思っている」と謝罪。
「再発防止に努め、二度とこのようなことが起こらないように対応してまいりたい」とコメントしました。
刑事処分については現在、警察が捜査中で、宮崎市消防局では、早急に事実確認をして厳正な処分を行いたいとしています。
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