鳥取県警はこのほど、過去１０年間の高齢者が関わる交通事故の分析について発表しました。
高齢者の交通事故は、１１月が最も多く、この時期特に注意が必要です。

鳥取県警は、県内で発生した過去１０年間の高齢者が関係する交通事故について分析を行いました。

それによりますと、高齢者の事故の割合は、過去１０年間、増加傾向にあり、死亡事故全体に占める割合は４０％～６０％台と、高い割合で推移しています。

また、高齢になるほど重傷事故の発生割合が高くなる傾向にあるといいます。

月別の発生件数では、１１月が最も多く、次いで１２月、１０月となっています。

一方、時間別では、事故件数は午前１０時～正午までが多いものの、死亡事故に関しては午後２時～午後４時までが多くなっています。

鳥取県警では、速度を控えた余裕を持った運転や、道路を横断する際には横断歩道を利用することなど、注意を呼び掛けています。

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